フランス車は故障する?所有1年で故障15回、修理費43万円(涙)

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[疑問]

フランス車って故障するの?維持費は?

フランス車って故障や維持費が気になりますよね。

今回は、僕がフランス車(プジョー308 2009年式)を買って1年強経ったので、

故障経験や維持費(修理費)を大公開したいと思います。

ちなみに僕は無類の車好きで6台目の車で初のフランス車。

今までに5台(国産車、ドイツ車)の所有歴アリでこちらを比較対象としたいと思います。

◆本記事のテーマ

フランス車の故障箇所、維持費(修理費)が分かる

※あくまでも僕の愛車プジョー308(10年落ち)での経験を基にこの記事を書いています

それでは見ていきましょう(‘ω’)ノ

フランス車の故障箇所、維持費(修理費)は・・・?

見た目はかっこいいけど、故障がヤバいフランス車

最初にお断りしますが、あくまでも僕の愛車プジョー308(2009年式)での話になりますm(__)m

走行距離は現在10万キロでMT車、所有して1年になります。

前置きはこの辺に所有1年でどんなところが故障したのか披露します!

1年間で故障は全部で15か所、修理費は43万円です・・。

まだまだこれから壊れるであろう箇所が壊れていないので今後が怖いです(笑)

おフランス車な故障その1:クラッチ滑り

なんと、8万キロちょいでクラッチが滑ってしまいました。

一般的に、13万キロ程度は持つはずのクラッチだったようですが、、

原因は、バキュームポンプと呼ばれる個所からのオイル漏れがあり、、、

漏れたオイルがクラッチ内に入り込んでクラッチの滑りが起きていたとのこと。。

ちなみに、レリーズシリンダーもオイルでべちょべちょ。

クラッチ交換のほかに、バキュームポンプも新品交換しました。

ついでにミッション、エンジンマウントも交換。

195250円の修理費となりました汗

交換用のクラッチキットは国産用のものと比べ2割程度高い感じでした。

フランス車な故障その2:エアコンガス漏れ

10年10万キロの車ですが、エアコンガス漏れでほとんどエアコン効かず(汗

今まで5台の車を乗ってきた経験からすると、エアコンが効かなくなるのは早い!

18万キロ走ってもガスチャージなしでエアコンが効く国産車を見習ってほしいです(汗

一番ガス漏れしやすい箇所のゴムバルブも交換して

18000円の修理費となりました汗

まぁ、これは安い方ですよ💦

おフランス車な故障その3:オイル漏れ

10万キロですが、盛大なオイル漏れ・・。

オイルフィルターのアダプター箇所からオイル漏れで308搭載エンジンの持病のようです・・・。

こちらは、納車時の補償修理で無料で修理していただけました。

本来ココを修理すると、50000円ほどの修理費となるそうです。

おフランス車な故障その4:ターボ故障

フル加速した時にエンジンチェックランプ点灯。

ディバーターバルブというターボの加給圧を調整するバルブがあるのですが、これが壊れました。

ゴム製なのでいつかは千切れるようですが、よりによってターボの前につかうとは汗

僕の場合、ターボに吸い込まれて白煙&タービンブローの一歩手前となりました。

とりあえず、バルブだけ変えて様子見です・・。

26000円の修理費となりました汗

おフランス車な故障その5:ラジエーター故障

ラジエーターファンが回り続けるという不可解な現象発生。

しかも、エアコンが効かない汗

どうやら、ラジエーターのエラーを検出するとエアコンが効かなくなる仕様のよう(なぜ?)。

ウォーターアウトレットという部品故障の為でした。

ウォーターアウトレット本体と周辺ゴム部品も交換。

70000円の修理費となりました汗

おフランス車な故障その6:フロントディスクローター消耗

これはおフランス車に限らず欧州車全般に言えますが、ディスクローターめっちゃ消耗します。

というのも、欧州車は国産車と違い、ディスクローターは消耗品と考えており、定期交換部品なのです。

50000円の修理費となりました。

いちいち輸入するもんだから、いちいち部品が高いです( ゚Д゚)プンプン

おフランス車な故障その7:エンジンヘッドカバー交換

エンジンヘッドカバーに組み込まれているブローパイガスの経路がぐちゃぐちゃに溶解。

エンジン内部が強力な負圧になり、フィラーキャップから「しゅー!」という吸気音。

このまま走り続けると、油膜切れなどを起こす危険な状態。

修理はエンジンヘッドカバーの交換。

70000円の修理費でした。部品たっかい・・。

おフランス車な故障その8:サンルーフシェードの穴あき

サンルーフシェードの穴あき・・。

日本の高温多湿な気候に耐えられなかったのでしょう。

裏地の黒いゴムがはがれて穴あきました・・。

こちらまだ修理していません。

修理費怖いです涙

おフランス車な故障その9:アイドリング不調

アイドリング中に時よりエンジンがブルンと身震いして不安になります・・・。

1気筒不発になっているような・・・。

フランス車でよくあるイグニッションオイルの不調だと思います。

まだ、普通に走るので様子見です。。。

おフランス車な故障その10:MTミッション不具合

最近、クラッチを踏んでいてもギアがなかなか抜けないときがあります。

クラッチが切れていないというわけでも無いので本当にナゾです。

エンジンオフで停車、クラッチを踏み込んでいるのにギアが抜けませんからね。。

こちらも様子見です。

おフランス車な故障その11:内装のタレ

これもなかなかひどいです・・。

内装綺麗にすると20万円かかるとか・・。

流石にそこまでする気にはなれないですね・・。

ホチキスで応急処置ができるようなのでやってみようかと・・・。

おフランス車な故障その12:内装のベタつき

パワーウインドウスイッチは保証で新品交換してもらいましたが、、

そのほかのスイッチはベッタベタ。

こちらも様子見です(というか修理する気ないかも)。

おフランス車な故障その13:パワーウインドウの動作不良

スイッチ新品だけど・・

パワーウインドウを動かす歯車が樹脂製なのですが、それが壊れています。

モーターに大きく負荷がかかるので、安全機能が働き、数cm動いては止まり、数cm動いてはの繰り返し。

まだ動作するので良いのですが、いつか窓が上がらなくなるそうなので要対策です・・。

こんな負荷がかかりそうなところに樹脂を使えるのは涼しい欧州だけです( ゚Д゚)

日本の高温多湿な気候ではすぐにやられてしまいます。。

ちなみに修理費は50000円程度とのことでした(地味高い

おフランス車な故障その14:窓の傷

おフランス車なプジョー308で初めて経験したのですが、窓に細かい傷がついてるんですよね。。

ワイパー拭き傷・・。

多分、ワイパー動作中に細かいゴミが挟まって傷ついたのだと思いますが、、

夜は対向車のライトが乱反射して見にくいです。

雨の日はもっとひどくて、傷に水分がたまって、白く曇るんです。。

真っ暗闇な道路なら良いのですが、対向車のライトが当たると視界が白くなって視界ゼロになります。

マジで事故の元です・・。

さすがにこれは危ないので、フロントウインドウを研磨してみることに。

Amazonで評価高かったガラスコンパウンドを試してみるつもりです。

おフランス車な故障その15:ウェザーストリップのひび割れ

こちらも高温多湿な日本では耐えられなかったのでしょうか・・。

ウェザーストリップが10年で結構なひび割れ・・汗

以前乗っていた22年前のスバル・ヴィヴィオ並みのひび割れです・・。

ウェザーストリップの交換も地味に高そうなので、今からラバープロテクタント吹いて寿命延長してます。

フランス車の故障に思うこと・・

フランス車の故障について、やはり日本の気候や道路条件に関係していることが多いなと感じます。

日本の高温多湿な気候、渋滞が多発する道路状況、ストップアンドゴーが多い道、、

なかなか欧州にはない状況です。

ベンツやBMWなどドイツ車は各地域でしっかりと試験しているのか、フランス車程多くの故障はない印象です。

フランス車はやはりラテン的というか、ちょっと適当なところありますよね汗

ちなみに、「フランス車 故障」でggってみると、プジョーは日産やマツダ、三菱、ベンツよりも故障率が低い車・・と紹介されています。

Kurumano.net

ですが、ソースを見てみるとドイツのサイト

そりゃドイツは欧州なので故障率は変わってきます。

日本での故障率はやはりフランス車は多いです。

いつもお世話になっているフランス車専門店のメカニックもフランス車は故障が多いと言っていますし、僕自身5台乗ってきて、フランス車は非常によく壊れる印象です。

まだ10万キロちょっと超えたくらいの車なんですがね。。、

故障がひどくてもフランス車に乗る理由

フランス車は故障がとーっても多いのですが、魅力があるのも事実。

それは、、

・おおしゃれな内装

・個性的

・乗り心地が良い(=猫足)

・一応外車(外車=高級車みたいなイメージありますよね)

・中古相場が圧倒的に安い

こんな感じですかね。

修理費は確かに大金かかりましたが、中古相場も安いんです。

元々400万の車が10年8万キロ、車検ありの全部込みで41万円(税込み)でしたからね(笑)

なので、車自体にはまだ80万くらいしかけていないんですよね。

80万でおしゃれでそこそこ整備されたフランス車(=一応外車(笑))に乗れると思えばコスパ良いのかなと思います(*’ω’*)

ただ、リセールが悪いので折角直しても大した中古相場にならないのが残念ポイントですね汗

まとめ

最後にまとめです。

確かにフランス車は日本の高温多湿な気候や渋滞が多い影響で故障率は高く、修理費もかかります。

しかし、車自体は安いのでトータルコスト的にはほかの車種とあまり変わらないと思います。

ぶっちゃけ、フランス車は壊れるけど悪くなく、楽しい車です(*´Д`)

コメント

  1. 林 洋一 より:

    こんにちは。
    やっぱり壊れるのですね。
    昨年7月に2012年式 508SW 約6万キロ購入しました。ネットでは壊れないような事書かれていたので安心して購入しましたが、3ヶ月経過後から、エンジン警告灯点灯でレッカー搬送、1気筒失陥IGNコイル&プラグ交換、同時にバッテリー寿命で交換、冬になり暖房効かずヒーターコア交換、3月に車検でエンジンヘッドからのオイル漏れガスケット交換、その他にじみあるが様子見、そして先週、炎天下の中エアコン故障、おそらくコンプレッサー交換です。多分ハズレの中古車を掴んでしまったと思いますが、デザインや機能、のりごごちなど気に入っているので今のところじっと我慢です。
    修理は全てディーラーで実施ですか?

    • こんにちは。
      修理はディーラーではなく、安く修理してくれる個人経営の修理工場です。
      確かに、乗り心地やデザイン、操作感など今までの車で一番気に入っていますが、故障が本当に多いです。
      特に、出先でパワーが絞られて50km/hしか出なくなったのは冷や汗が出ました。
      修理費に1年半で50万以上かけてしまったので、なかなか乗換に踏ん切りつかない状態です(笑)

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