駐車時に欠かせないサイドブレーキ(パーキングブレーキ)があります。
車を停車させるフットブレーキとは別に停車中にかけるブレーキのことです。
昨今では従来のサイド式と呼ばれる手で引くタイプにかわって足踏み式や電子式も登場しています。
では、それぞれの方式のメリットデメリットを紹介します。
サイド式サイドブレーキ
昔から使用されてきた手で引くタイプです。
サイド式サイドブレーキのメリット
◎ドリフトなどスポーツ走行には不可欠
(トヨタ 86やNDロードスターなどスポーツ車はいまだにサイド式ですね)
サイド式サイドブレーキのデメリット
◎室内空間が狭くなる
◎手で引くため、足踏み式に比べるとブレーキが甘くなってしまう。
◎ミニバンには必要不可欠であるウォークスルーにできない。
◎袖に引っかかる
足踏み式サイドブレーキ
ミニバンなどで多く採用されているタイプです。MT車で言うクラッチペダルのある位置にサイドブレーキが鎮座します。
足踏み式サイドブレーキのメリット
◎足で踏むため強力にブレーキをかけることができる。
◎室内空間が広くなる。
足踏み式サイドブレーキのデメリット
◎素早いサイドブレーキのON/OFFができない為、スポーツ走行には向かない。
◎MT車に乗る人の場合、クラッチペダルと間違える危険がある。
◎初めての車の場合、どこに サイドブレーキがあるのか分からない。
電子式サイドブレーキ
電気的に サイドブレーキを作動させます。人の力を必要としません。
電子式サイドブレーキのメリット
◎スイッチ一つあればよいので、足踏み式よりも更に室内空間が広くなる。
◎電気式にブレーキをかける為、老若男女問わずブレーキ力が一定。
◎Dレンジに入れて発進するだけで自動で サイドブレーキが解除されるクルマもある。
電子式サイドブレーキのデメリット
◎もちろんスポーツ走行には使えない。
◎電気式なのでバッテリーがあがってしまった際は解除できない。
◎初めての場合は操作方法が分からない(車種によって操作方法が違う)。
まとめ
スポーツ走行をしない限りは電子式が一番便利で室内空間が広くなります。
また、だれでも同じ力で サイドブレーキを掛けられるので安全です。
お年寄りや女性など力に自信のない方は電子式が一番ですね。
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