【疑問!】
MT車でアクセルなしで発進するにはどうすれば良いの?
MT車でアクセルなしで発進することに何かメリットでもあるの?
今回はこのような疑問に答えます。
本記事のテーマ
◆MT車でアクセルなしで発進する方法
◆アクセルなしで発進することのメリット・デメリット
記事の信頼性
僕はMT車に乗り始めて早10年が経ちました。
軽自動車からハイパワーな車まで様々なMT車に乗ってきました。
長年MT車に乗っているとアクセルなしで発進するというスキルは、
100%使えた方がよいと言い切れます。
それでは見ていきましょう(‘ω’)ノ
MT車でアクセルなしで発進するメリット・デメリット
まずは、MT車でアクセルなしで発進するメリット・デメリットを解説していきます。
次の章でMT車でアクセルなしで発進する方法を解説していますので、興味のない方はこの章を読み飛ばしてください_(._.)_
それではまずはメリットから。
MT車でアクセルなしで発進するメリットは3つ
メリット①:クラッチが長持ちする
クラッチが長持ちする理由は、半クラッチの時間が短くなるからです。
半クラッチの時間が長ければ長いほどクラッチは摩耗していきます。
半クラッチはクラッチ板がフライホイールに擦り付けられている状態ですから当然ですよね・・。
MT車でアクセルなしで発進するということはアイドリングの回転数で半クラッチをするわけです。
結果、半クラッチの時間も短くなり、クラッチも長持ちします。
メリット②:足が疲れない
渋滞時などでクラッチの踏み込み回数が増えて足が疲れるときありますよね。
そんな時に、アクセルなしで発進させることができれば足が疲れにくくなります。
理由としては以下になります。
・半クラッチの時間が短くなる
・右足はブレーキだけに専念すれば良くなる(踏み替え不要)
アイドリングの回転数でつなぐわけですから、半クラッチの時間が短く、足が疲れません。
更に、車種にもよりますが、1速(ローギア)でも10キロくらいまでは加速してくれる車種がほとんどかと思います。
こういった車種は、渋滞時は左足のクラッチ操作だけでアクセルなしで渋滞時の対応可能ですよね。
メリット③:発進がスムーズになる
最後のメリットは発進がスムーズに安定的になるという事です。
クラッチのみで発進するという事は、アクセルの操作をしないので、発進時の車の挙動が安定します。
アクセルを煽りながらクラッチを繋ぐと、上手な人でもたまにガクッと衝撃が出てしまったりします。
格段に安定的なスムーズな発進ができるようになりますよね。
MT車でアクセルなしで発進するデメリットは1つ
MT車でアクセルなしで発進するデメリットはたったの一つしかありません。
それは、エンストしやすいという事です。
アイドリング付近でクラッチを繋ぐわけですから当然ですよね。
エンストしないようにするには、ひたすらアイドリング付近でクラッチを繋ぐのを練習して慣れるしかありません。
MT車でアクセルなしで発進する方法
MT車でアクセルなしで発進する具体的な方法を解説していきます。
と言っても、意識すればいいのはこれだけ。
アクセルなしで半クラッチができるクラッチペダルの位置を覚えること
これだけです。
そして、クラッチを完全につないでもエンストしない車速になったらクラッチを完全につなげばOKです。
半クラッチの位置はどこなのかよくわからないです。
簡単に半クラッチの位置を確認する方法があります。
②ブレーキペダルを踏んだままクラッチペダルを上げていく。
③タコメーターの回転数に注目し、回転数が落ち始めたらそこが半クラッチの始まり
④更にクラッチペダルを上げていきエンストしたらそこが半クラッチの終わり
→半クラッチの始まりと終わりの中間ぐらいがアクセルなしで発進する際の半クラッチ位置
という感じです。
簡単にできますね(^^)/
半クラッチの位置が分かったら何度も練習して、体に叩き込みましょう。
MT車でアクセルなしで発進した方がよい場合orしない方がよい場合
MT車でアクセルなしで発進できる場合は発進したほうが良いです。
ですが、車種や状況によってはアクセルなしで発進しない(できない)方が良い時もあります。
特に、軽自動車など排気量の無い車種は要注意です。
低速トルクが非常に細いです。
アクセルなしでも発進できないことは無いのですが、
・半クラッチが長くなる
・発進→加速に移行するまでに時間がかかり、後続車に迷惑がかかる
などのデメリットがあります。
小排気量などのトルクのない車はアクセルを煽ってクラッチを繋いだ方がベターです。
まとめ:MT車でアクセルなしで発進するには!?足の負担軽減&クラッチ長持のメリット有り!
最後にまとめです。
MT車でアクセルなしで発進するには、
アイドリング状態での半クラッチの位置をしっかりとおぼえこむこと
でした。
これがしっかりとできれば、クラッチの長持ちや足の負担の軽減にもつながります。
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