車中泊でのアイドリングはOK?→NGです。理由と対策を解説します。

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真夏や真冬の車中泊はエアコンが無いとキツいからほんとはアイドリングしてエアコンつけたい。

でも、マナー的にどうなの?車への影響は?

そんな疑問に答えます。

✅本記事のテーマ

マナー、車の影響的に車中泊でのアイドリングはOKなのか解説をしていきます。

結論を言ってしまうと、車中泊でのアイドリングは

マナー、安全性、車への影響等良いことは一つもありません

そこで、車中泊する際にアイドリングをしなくても快適に車中泊をする方法もシェアします。

✅記事の信頼性

車中泊歴8年の僕。

夏や冬、様々なところで車中泊を行ってきました。

森の中や湖のほとりなどで寝泊まりできるのですっかり車中泊の虜に(‘ω’)ノ

そんな僕がこの記事を書いています。

それでは、本編スタート(‘ω’)ノ

車中泊でのアイドリングはOK?快適に車中泊をする方法はないの?

最初から答えを言ってしまうと車中泊でアイドリングはNGです。

理由は4つほどあって、

◆一酸化炭素中毒になって窒息

◆車両火災の危険性

◆エンジンがダメージを受ける

◆世間のマナー的にNG

という感じです。

快適に眠れる・・・というメリットは確かにありますが、そのメリットが無くなってしまうくらい大きなデメリットがあります。

それでは、順番に解説してきます。

車中泊でアイドリング:一酸化炭素中毒になって窒息

アイドリングで排出される排気ガスが、何らかの理由で車内に逆流し窒息死する可能性があります。

走行中であればそのような心配は皆無ですが、停車中はイロイロ問題があります。

✔マフラーから漏れた排気ガスが床のつなぎ目から車内に侵入する可能性がある

✔ゴミや雪などがマフラーの排気口を塞ぎ、エアコンの通気口などから排気ガスが侵入してくる可能性がある

排気ガスは有毒な一酸化炭素です。

車内に充満すると最悪の場合、窒息死してしまいます。

車中泊でアイドリング:車両火災の危険性

車中泊などで長時間アイドリングをしていると火災になる可能性があります。

寝ている間にアクセルペダルを踏み込み続け、マフラー等が発熱し、枯草などを燃やし、最悪の場合、車に火が燃え移る可能性があります。

そもそも運転席で寝るのはどうかと思います。

たまに、道の駅で車中泊をしている車のブレーキランプ付きっぱなしのなのを見かけるので✋

車中泊でアイドリング:エンジンがダメージを受ける

車中泊による長時間のアイドリングによってエンジンにダメージを受ける可能性があります。

理由としては・・・

✔低回転は燃焼効率が悪く、煤がたまり、パワーが出なくなる

✔煤によって、エンジンオイルが汚れて交換時期が早くなる

✔油圧が低くなり、エンジンパーツが過度に摩耗する

というような感じです。

エンジン系の修理は最悪エンジンを乗せ換える必要が出てくるので、20万円以上の高額修理となる可能性が高いです。

車中泊でアイドリング:世間のマナー的にNG

世間的にアイドリングでの車中泊はNG!という共通認識です。

道の駅などで車中泊ユーザーの方を見てみると、ほとんどの方が真冬、真夏問わずアイドリングストップです。

アイドリングの音って思った以上にやかましいんですよね。

時々エンジンを冷やすためにファンがばわああああんと回ったりするのでもっとうるさくなります。

さらに排気ガスの臭いも迷惑なります。

やはり、エンジンは切るというのがマナーです。

車中泊でアイドリングをせずに快適に過ごすには?

車中泊でアイドリングをせずに快適に過ごす方法ですが、冬と夏ではそれぞれ対策が異なります。

車中泊でアイドリングをせずに快適に過ごす方法:冬編

冬は意外と簡単です。

着こんで、冬用の布団を車内に持ち込めば氷点下でも案外快適に眠れます。

ぶっちゃけ、布団は安ものであっても普通に保温性やばいです。

ただ、フリードクラスの大きな荷室が無いと布団を敷くのは相当厳しいと思います。

そこで、代替え手段として寝袋をトランクに置いておきましょう

寝袋は保温性が抜群なので、車内温度が氷点下でも寝ることができます(‘ω’)ノ

少しだけ車中泊に適した寝袋について解説すると・・

保温性の良いマミー型が良くて、使用想定温度より10度低い耐寒温度の寝袋を選ぶと良いですね。

寝袋の耐寒温度というのはその温度で何とか使える程度なので、マージンを見たほうが良いです。

気温0度ならこんな寝袋が無難。

車中泊って非現実を求めて標高の高いところ(=寒い)ですること多いと思います。

これでもか!というぐらいハイスペックな寝袋がおすすめです(笑)。

下記の記事で真冬でも快適に車中泊をする方法を解説しています。

車中泊でアイドリングをせずに快適に過ごす方法:夏編

夏編は裸になっても暑いものは暑いですι(´Д`υ)アツィー

タオルを首に巻いてポータブル扇風機で体を冷やしたり等小技があります。

でも、一番効くのは標高の高いところで車中泊をすることです。

高いところって気温が低いんですよね。

下界は熱帯夜でも1500mくらいの標高があれば超快適に眠れます

1500mくらい標高があれば、13℃位気温が下がりますので、下界が30 ℃ だとしても17 ℃ 位になります。

説明が長くなりますので違う記事で解説しています。

また、ウェアラブルクーラーを使って快適に寝る方法もあります。

1万円程お金がかかりますが、こっちの方がトータルではコスパいいかも。

番外編:車中泊でアイドリングをしなくてもエアコンが使える車がある!

実はアイドリングをしなくてもエアコンが使える車、、あるんです!

正確には一晩エンジンをかけなくてもエアコンが使える車です!

といっても、ゴメンナサイ、冷房だけですが

どーせ、電気自動車でしょ?

高いし、航続距離も実質200キロ程度だから実用にならないよ?

確かに、電気自動車も一晩中エンジンをかけずにエアコンを使えますが、もっと良い車があります。

それはPHV(プラグインハイブリッドシステム)というハイブリッドシステムを搭載した車です。

普通のハイブリッドカーよりも大きなバッテリーを搭載し、外部から充電することができます。

普段は電気自動車として走行し、バッテリーが無くなったらエンジンを始動するという電気自動車の欠点をなくした車ですね。

話を戻して・・・

ハイブリッドカーのエアコンシステムは普通の車と違っていて、エンジンを回さずに動作させることができます。

なので、プラグインハイブリッドカーならバッテリー容量も大きいので一晩中冷房をつけっぱなしで眠れます!

プラグインハイブリッドカーはまだあまり車種がありません。

国産で手ごろに購入できる車は・・・

トヨタ・プリウスPHV

三菱・アウトランダーPHEV

この2台です。

どちらも旧型式であれば、100万円以下で購入可能な価格帯になってきました。

ガリバー ならハイブリッドカーも豊富なので中古車を探すならおすすめです。

まとめ

車中泊でのアイドリングはNGです。

理由は

✅一酸化炭素中毒になって窒息

✅車両火災の危険性

✅エンジンがダメージを受ける

✅世間のマナー的にNG

です。

そして、車中泊でアイドリングをしなくても快適に過ごす方法は、

✅冬:寝袋を導入する等

✅夏:標高の高いところで車中泊を行う

でした( `ー´)ノ

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